ムダ毛のケアを自分でするのではなく専門機関で施術を受けるなら、一言に脱毛と言っても様々な方法、お店があります。脱毛の方法はクリニックなどで行う「医療レーザー脱毛」と、みなさんがよく聞くサロンなどでおこなっている「光脱毛」、エステサロンや市販の商品で脱毛できる「ワックス脱毛」などがあります。
・レーザー脱毛
・針脱毛(絶縁針)
・ダイオード+高周波
・医療用IPL(光)
・光、IPL、フラッシュ
・美容レーザー
・フラッシュライト
・美容レーザー
・サーミコン式
・ローラー式
・カミソリ
・毛抜き
・ワックス
・除毛クリーム
・脱色
黒い色素(メラニン)にのみ反応する特徴のある波長をレーザーで照射する脱毛方法です。照射したレーザー光は体毛のメラニン色素に吸収された後、熱に変換され、その熱が毛を再生させる細胞そのものにダメージを与えることで毛の再生しづらくし脱毛効果を得ます。
脱毛用に開発されたワックスをムダ毛が気になる部分に塗り、毛とワックスを接着させてはがすことで毛根から毛を抜き、一時的にムダ毛を処理する脱毛方法です。エステサロンで施術を受けるか、市販されている予めワックスが塗布されたシートを使えばご自分で脱毛することもできます。
光脱毛とは主にエステで行われている脱毛方法です。光脱毛機の製造業者やサロンによって名称が異なりますが、IPL脱毛・フラッシュ脱毛・プラズマ脱毛と呼ばれている脱毛は、全て光脱毛を指します。
レーザー脱毛と仕組みはほとんど同じで、光エネルギーによって毛根や毛包にダメージを与え、脱毛効果を得るという特徴があります。
永久脱毛をするには毛根を含む毛母細胞に強いダメージを与える必要があります。この「強いダメージを与える」事は医療行為に当たるため、エステサロンで使用している光脱毛機が与えるダメージは弱いレベルに抑えられており、この方法のみでの脱毛には限界があります。
私たちの「毛」の9割以上は「ケラチン」というタンパク質でできています。このタンパク質は「ジスルフィド結合」によって、お互いが結びついています。脱毛スプレーや脱毛剤にはこの「ジスルフィド結合」を分解する成分である「チオグリコール酸」や「チオグリコール酸アンモニウム」というアルカリ性の成分が含まれているため除毛することができます。一般的に、毛も皮膚も同じタンパク質からできているため、毛を溶かす作用のあるこのアルカリ性の成分は、お肌にも刺激を与える危険性もあるということを覚えておきましょう。